コラム

2022年上半期の中国知的財産権データ公開

 712日、中国国務院新聞弁公室が北京で記者会見を開催し、2022年上半期の特許、商標、地理的表示製品と集積回路設計の統計データ及び中国知的財産権の発展状況を発表した。


20226月現在の状況は以下の通りである。


l  有効特許件数は390.6万件、前年同期比17.5%増加

l  有効登録商標は4,054.5万件、前年同期比20.9%増加

l  承認された地理的表示製品は累計2,493件、登録された地域団体商標・証明商標は累計6,927件、地理的表示専用標識の使用を許可された企業は1.9万社

l  集積回路設計の登記件数は累計7.4万件、登録件数は5.7万件


現在、中国は知的財産大国になりつつある。知的財産権の登録件数が増えているのみならず、その質も上がっている。2022年上半期、新型コロナウイルス感染症などの影響を受け、国内の特許、商標、集積回路設計などの知的財産権出願は下降トレンドから上昇トレンドへの転換を示し、全体的に安定した状態であった。上海を例にしても、6月は上昇トレンドへの転換タイミングで、出願量は回復の見込みがある。


出典:国家知識産権局(https://www.cnipa.gov.cn/art/2022/7/13/art_53_176536.html)


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