半導体分野:中国が2022年の特許出願件数で世界1位に
2月27日、知的財産権法律事務所Mathys & Squireの新たな研究によると、過去1年間の世界の半導体特許出願件数は記録的な69,190件に達し、5年前の43,380件から59%増加し、2020-2021年に提出された62,770件から9%増加した。
2021-2022年にかけて、中国企業が提出した半導体特許の出願件数が最も多く、37,865件で全体の55%を占めた。米国企業は26%(18,223件)で2位となった。
半導体製造ファウンドリの世界最大手「TSMC(台湾積体電路製造)」は2021-2022年の最大の特許権利者で、4,793件の特許を保有し、世界のすべての半導体関連特許の7%を占めている。
米国で半導体特許出願件数が最も多い企業は、AMAT(209件)、SanDisk(50件)、IBM(49件)である。それに比べて、英国は過去1年間に179件の特許を出願したのみで、世界特許総数の0.26%に相当する。
出願件数は特許の「価値」を判断する根拠にはならないが、近年のマイクロエレクトロニクス産業の成長の速さや、中国・米国が半導体技術の主要な競争者になっていることを示すには十分である。
【弊所代理人コメント】
最近、江蘇省半導体分野知的財産権運営センターの成立が承認されている。当該運営センターは、半導体分野の知的財産権に対する高レベル配置と高効率運用を促進し、関連知的財産権のサービス資源を融合でき、半導体業界の革新的発展に強力なサポートを提供している。また、人工知能チップなどの高性能品類や新興分野への発展を促進している。
出典:https://zhidx.com/p/364205.html