コラム

中国知的財産権局、特許審査ハイウェイ(PPH)改善提案を施行

 特許審査ハイウェイ(PPH)のユーザー体験をさらに向上させるため、中国国家知的財産権局は中米欧日韓の知的財産庁(五庁)が協力する「PPH改善政策」を施行すると発表した。


 2024年、最初の審査通知書を発送する期間、ならびに出願人が回答書を提出してから次の審査通知書を発送する期間を3か月程度に縮小することを目指し、PPHユーザーが満足できる審査周期を提供する。


 特許審査ハイウェイ(PPH)は異なる国や地域間の特許迅速審査チャネルであり、特許審査機関間のワークシェアリングを通じて特許審査プロセスを加速させる。2011年11月に初のPPH試行プログラムを開始してから現在まで、中国知的財産権局はすでに32の国や地域の特許審査機関とPPH協力協定を相次いで結んだ。


弊所代理人コメント

 中米欧日韓の知的財産庁(五庁)が協力する「PPH改善政策」を施行することによって、PPH申請日から審査通知書または特許査定までの期限が3ケ月程度と、目に見える早期効果が得られるので、PPH申請という早期審査手段の実用性が向上されることをさらに期待できるようになった。
 
出典:https://www.cnipa.gov.cn/art/2024/4/11/art_53_191518.html

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