中国特許の審査周期が2023年までに16ヶ月に短縮へ
近年、特許審査の品質と審査効率の向上は、中国知的財産権の高品質発展の推進する重要な課題の一つである。中国知的財産権局はこのほど、「知的財産権の高品質発展を推進する年間活動ガイドライン(2023)」を制定し、2023年末までに、発明特許の審査周期を16ヶ月に短縮し、審査結果の正確率を93%以上に高めることを目指す。
知的財産権の運用面では、知的財産権とイノベーション、産業、資本、人材チェーンとのより深い融合をさらに推進するために、ガイドラインは、一般利益のための特許と商標の誓約の範囲を拡大し、2023年末までに、知的財産権担保融資金額及び融資を受ける技術系中小企業の数を10%以上増やすことを目標としている。中国の特許集約型産業の増加値が国内総生産に占める割合は着実に向上し、商標ブランドと地理的表示製品の価値は持続的に向上し、質の高い経済発展を促進する知的財産権がより力強い支柱になる。
また、今年は中国知的財産権局の関係部門が品質意識を向上させ、知的財産権の審査と認可を厳格に管理し、高品質な発展に向けて一層の向上を図る。
弊所代理人コメント
今年において、中国知的財産権局審査業務管理部の魏保志部長は、「新分野と新業態と重要なコアテクノロジーなどの分野の特許審査基準を継続的に充実させ、実用新案審査に創造性の審査基準を導入し、意匠審査に相違の審査基準を導入し、これにより、特許権授与の品質をさらに向上させる」と紹介した。
出典:https://news.cnstock.com/news,bwkx-202303-5039776.htm